中性脂肪を減らすには何をすればよいのか。
私は人間ドックで中性脂肪を指摘されてから、食生活を大改造しました。
その結果、何とか正常範囲まで血中の中性脂肪値を落とすことができました。
中性脂肪は食事を工夫すれば減らすことができます。
はじめに
個人的には、中高年が中性脂肪を減らそうと思ったら、運動量を増やすより食生活を見直す方が近道だと思ってます。
歳をとると、どうしても運動量の上限が下がってくるので、脂肪を十分に燃焼させるに至らないと思うからです。
実際、私がそうでした。
なので、中高年で中性脂肪を減らして肥満解消、或いは肥満防止したい人は、食生活を見直してみて下さい。
食生活の肥満度具合をチェック
先ずは、今の自分の食生活がどれくらい肥満をもたらすのか、チェックしてみます。
口満腹になるまで食べないと満足できない
口毎日の食事の時闘がバラバラ
口好き嫌いが多い
口野菜や海藻類は特に苦手
口肉料理がないと食べた気がしない
口白米は大盛りが基本
ロサラダにはドレッシングを沢山かける
口和食は週に1、2回しか食べない
口昼食はコンビ二弁当やカップラーメンが殆ど
口デザー卜は別腹と考えている
チェック数が8以上・・・
高中性脂肪血症になること請け合いです。今日に出も食事の工夫が必要と思われます。
チェック数が4~7・・・
今のままいくと、中性脂肪値は確実に上昇すると思われます。
チェック数が3以下・・・
問題はないですが、中高年なので油断は禁物です。チェックが入った項目は気をつけておく方が良いと思われます。
中性脂肪を減らせるかは自分次第
高中性脂肪血症の多くは、不適切な食生活を中心とする、その人の生活習慣がベースとなって発症すると考えられています。
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なので、何より第一に不適切な食習慣の是正が必要になります。
で、その具体的な内容は、人によって異なるそうです。
それは、その人の体質や生活習慣、高中性脂肪状態の程度、治療に対する姿勢、発症の主な原因など、色々な要素に差があるからとのこと。
実際、私と知人は2人とも中性脂肪値を指摘されてましたが、出された食事の改善内容は、全く異なるものでした。
加えて、効果の表れるスピードも2人の間に差がありました。
でも、結局は2人とも中性脂肪を減らすことができたので、ちゃんと真剣に取り組んでいれば、必ずゴールに着けると思います。
逆に、真剣に取り組まなければ、どんなに素晴らしい処方を先生が出してくれても、中性脂肪を下げることは不可能かと思います。
中性脂肪を減らすための生活習慣の是正の成否は、基本的にはその人自身の努力にかかってるそうです。
食事の改善も運動も、実行するのはその人自身だからです。
たまに、診察日前の1週間だけ、急に優等生になって、食事・運動療法に励む人が居るそうです。
その人達は自分は交通事故には絶対合わないとでも思ってるのでしょうか。
自分には理解に苦しむのですが、さておいて、中性脂肪を下げたいならお医者さんに言われた通りに食事を工夫すれば、絶対下がると思います。
私も知人もそうでした。
食事の工夫が辛いのは、最初の1週間くらいです。
最初の1週間くらいは好きな物が食べれなくてテンションだだ下がりでしたが、1週間も経過すると、その食事が普通になってくるので。
なので、先ずは最初の1週間を目標に頑張ると達成しやすいかと思いますよ。
とは言え、会社の都合でなかなか難しい場合もあります→
中性脂肪を下げたい
バランスのよい食事が中性脂肪を減らす
中性脂肪を減らす、或いは増やさないようにするには、1日3食を守って様々な食品をバランスよく食べることが大切と言われてますよね。
どんなに食事の量を調節したとしても好きなものばかり食べているとしたら、栄養が偏ってしまってエネルギーを摂りすぎてしまい、結局は中性脂肪を増やしてしまうことが多分にあるからというのが大きな理由です。
じゃあ、食事のバランスってどうやって確認すればいいのか。それには、6つの基礎食品群が満遍なく食事に含まれているかで確認します。
中性脂肪が高いと診断される人の大半は、肉や魚といった蛋白質、ご飯やパン、砂糖などの糖質、そして脂肪の摂取量が多いそうです。
そして、野菜類や海藻類を食べる量が不足している傾向にあるとのこと。
特に家より外で食べる機会が多い場合、手軽な午井、カレー、ラーメンといった一品もの が主になるようです(生活習慣病を食生活で改善)。
外食の特に一品料理は、たんぱく質、脂質、糖質が中心でエネルギーも高いことが多いです。
そして、野菜を食べる量は極わずかです。自らサラダを注文したとしても、8割はレタスのお店がほとんどです。1日に必要なビタミンの摂取など夢のまた夢です。
この様に考えると、バランスの取れた食事というのは、野菜莱をしっかり食べることと言い換えることができるのではないでしょうか。
野菜を必要量食べていれば自然と摂取カロリーも抑制可能と思いますし、結果的に中性脂肪を減らすことにも繋がっていくと思います。
どうしても外食をせざるを得ないなら、一品物よりも定食。そして、出来るだけ野菜の量と種類が多い和食を選ぶのがポイントです。
その上で満腹になるまで食べるというのを止める。所謂、腹八分目で抑えるというやつですね。
和食はこちらが意識せずとも、栄養バランスの面からも理にかなった食事で、カロリーも低い献立が大半です。
バランスの良い食事を簡単に実践したいあら、難しく考えずに取り敢えず和食。そして、腹八分目。更に野菜メニューを追加でしっかり食べる。
これが実践できれば、中性脂肪を減らす、或いは増やさないためのバランスの取れた食事は大丈夫かと思います。
最近は、世界で日本食に注目が集まってるとニュースなどもありまよね。
その大きな要因は一言で言うと日本食のヘルシーさだそうです。
肉類中心の欧米型の食生活を続けていると、高中性脂肪血症をはじめとする何らかの生活習慣病にかかってしまうという危機感の現れとも言われてるようです。
肉類中心の欧米型の食事で問題になるのは、動物性脂肪の摂りすぎとのこと(中性脂肪を減らすための食事)。
肉類の蛋白質、脂肪という栄養素は骨や筋肉を生成するための原料であり、エネルギー源として大切な栄養素ですが、毎日たくさんの肉類を食べ続ければ、必要以上のエネルギーを取ることになります。
中性脂肪やコレステロールが気になる人は、肉を魚に置き換えるという食事の工夫が必要かと思います。