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糖化の原因を知れば、老眼や白内障の改善方法が見えてくる

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目の糖化現象ってご存知ですか?_

白内障や目の老化の原因に糖化が関係することが分かってきました。

糖化を抑制することで、眼疾患の予防に繋がる可能性があります。

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1.老化の原因、「糖化」について

ヒトの身体の老化を進める要因に、糖化という現象があります。

目で糖化が起きると、老眼が進行したり、あと、白目が黄ばんできたりします。

もし、水晶体のタンパク質が糖化すれば、水晶体が濁ります。

これは白内障と呼ばれています。


糖化は、タンパク質が糖と結合して、性質が変わってしまう現象です。

ここ数年、糖化はアンチエイジング医療で研究が進んでいて、

酸化と同様に、老化の大きな要因としてとても注目されています。


2.糖化による対組織変質の具体例

先ず、食品で例を挙げます。

焼肉など、お肉を焼くと硬くなって色も茶色に変わりますよね。

これは、お肉のタンパク質が熱によって変性したからです。


砂糖水を煮詰めてみます。

次第に褐色になってキャラメル状になります。

これも糖化現象です。

こういった糖化現象が人間の体でも起こっているわけです。


その結果、何が起きるかというと、代表的なもので言うと肌への影響です。

皮膚のタンパク質が糖化すると弾力性が失われます。

これは、肌のシワ、たるみの原因になります。


目の糖化は前述した通りですが代表的なのが白内障です。

白内障は、水晶体の糖化が原因です。


他には、血管内のタンパク質が糖化すると、動脈硬化の発症を招きます。

動脈硬化の血管について、糖化が進行すると脳や心臓で重疾患が出る可能性があります。

骨粗しょう症も糖化が原因です。あれは、骨で糖化が起きています。

アルツハイマー型の認知症も糖化が原因。

脳細胞で糖化が起こった結果です。


3.老眼の根本原因は、目の糖化です

また、老眼は年をとると成ってしまうとしか知らず、本当の原因はあまり知られていません。

老眼は、水晶体が糖化して硬化することが直接原因ですが、根本原因は、紫外線、眼の疲れ、食生活の乱れにあります。

特に紫外線のダメージは深刻で、紫外線が特に強い夏から秋はサングラス等による目の紫外線対策は絶対です。


ところで、水晶体の糖化と言われて、あまりピンと来ない人も多いようです。

詳しく説明すると、水晶体の効化はAGEsと呼ばれるタンパク質と糖が加熱されてできた糖化物質が水晶体に蓄積することで発生します。

元々、水晶体には血管が存在しないので体に害を成す老廃物を排出することができません。

また、水晶体は細胞の入れ替わりも発生しません。

なので、一度AGEsが溜まり始めると後は容量をオーバーするのを待つのみになってしまいます。

これまでの研究によって、糖化を進行させてしまう原因として、紫外線、目の疲労、食生活の3点が特に影響が強いことが分かっています。


ここ数年でスマートフォンが爆発的に広がりました。

これにより、疲れ目を訴える人の数が確実に増加しています。

しかも、更に悪いことに、近年、夏の気温がどんどん上昇しています。

つまり紫外線の量も増えているということです。

紫外線による目のダメージは、甘く見てはいけません。

真夏の強い紫外線は瞳の奥深くまで入り込み水晶体に簡単に到達します。

水晶体に紫外線が届くことで、糖化が益々進行します。

とくに目が疲れていると、糖化が一層進むといわれています。

なので、真夏の目の紫外線対策と言うのは、高齢になっても目が見え続けるようにするための必須事項なのです。


4.目の糖化を防ぐには

では、どうすれば目の糖化を防ぐことが可能なのかということですが、残念ながら目という器官は必ず糖化してしまう器官なのです。

ですが、進行を遅らせることは可能です。

目の糖化対策として、次の3点がとても有効だと言われています。

1.サングラスを使った紫外線対策
2.30分毎の目の休憩を取り入れる
3.目に吸収されやすい栄養素を沢山摂取する。

特に、3番目の目に吸収されやすい栄養素ですが、これはアントシアニンと呼ばれる成分になります。


アントシアニンと言えば、TVショッピング等で有名なブルーベリー、ビルベリーが世間ではよく知られています。

ですが、糖化予防効果の強さに目をむけると、ベリー類より、圧倒的に紅紫菊のアントシアニンの方が効果が高く、吸収性、効き目の双方で実証されています。


5.糖化の影響が出るのは年を重ねてから

糖質は人間の生命活動において必要不可欠なものです。

生まれてからずっと糖質を摂り続けています。

なのに、若いときは糖化による身体の変質は表には出てきません。

老眼などは代表的な例でしょう。


なぜ、若いときは糖化の影響が出ないのでしょうか?

それは、人間の体には耐糖能と呼ばれる上昇した血糖値を正常に戻す能力が生まれつき備わっているからです。

加齢が進むと糖化が進むのはこの耐糖能が低下してしまう為です。

なので、年齢をある程度取ってから初めて目に見える形で糖化の影響が出てきます。

でも、目に見えたその時には手遅れのケースが多いです。

老眼や白内障は、発症してしまうと完治が非常に困難です。

日々の予防がとても重要になります。


6.糖化を予防する方法はあるの?

酸化と同様、糖化の進行を遅くして老眼を予防することは可能です。

それは、糖質を摂りすぎないように食生活を気をつけることです。

糖化が起きる原因は、体が処理しきれない糖質を体内に溜めこんでしまうからです。

糖質は身体の中でエネルギーに変換されますが、変換しきれない余った糖質は、たんぱく質と結合します。

そして、糖化が発生します。

なので、糖化予防の第一歩は糖質の摂りすぎを止めることになります。


糖質の摂り過ぎをストップさせる方法はご存じの通り、甘味、お酒を控える事です。

ご飯やパンなどの主食を減らしてしまうと、体のエネルギー源が確保できず、別の病気になってしいます。

あと、果物には強い抗酸化作用があるので、減らすのは逆にNGです。

むしろ、酸化防止のために、果物は積極的に食べて下さいね。

減らすべきは、スイーッや甘い清涼飲料水、あとお酒などの噌好品です。

毎日の量から1つ、2つ減らすだけでも効果があるので試してみて下さい。


7.糖化の予防には食べる順番も重要

身体や目の糖化を防ぐために、食べる順番に気を付けると良いです。

食べる順番に気を付けると血糖値の急激が上昇を抑える事ができます。

それは、糖化のスピードを遅くすることに繋がります。

血糖値は、血液中に含まれる糖質の量を示します。


血糖値は、食事や間食の後に上昇して、糖質が血液から全身に吸収されていくと徐々に低下していきます。

この血糖値は、食べる量や食物の種類で急上昇する場合があります。

血糖値の急上昇は、体内の糖質の量の急上昇を意味します。

そうなると、処理しきれいない糖質が体内に沢山発生します。


1回や2回の血糖値の急上昇であれば問題はありませんが、日々、血糖値の急上昇が続いてるなら、大量の糖質とタンパク質が結びついて当然、糖化のスピードは早くなります。


8.血糖値の急上昇は食事の仕方で改善できる!

血糖値の急上昇を抑える食事の仕方はとても簡単です。

まず、野菜など消化がゆっくり目の食べ物から先にたべていきます。

消化の早いもの、糖質を沢山含む炭水化物は、食事の最後の方で食べるようにします。

これだけで、体内の糖質の急上昇を防ぐことができます。

具体例で言うと、野菜、きのこ類、海藻類を1番目に、肉や魚、大豆製品、卵料理を2番目に、炭水化物食のご飯、パン、あとはイモ類は最後に。


あと、食後の散歩も血糖値を下げる効果があります。

歩く時間は5分から10分程度でOKです。

近くに公園などなければ、職場の階段の昇り降りでもOKです。

今日は糖質をたくさん食べたなと思ったら、食後には必ず散歩をしましょう。

それだけで、糖化を抑制できます。

老眼や白内障の予防にも繋がります。


9.糖化対策で目の老化を防ぐ

前述のとおり、糖化という現象を簡単に説明すると、血液中の糖分が体中のタンパク質と反応して、本来のタンパク質の機能を低下、消失させてしまう症状です。

これが目で起きると白内障になってしまいます。

つまり、水晶体はタンパク質でできているので、目の水晶体で糖化が起きると、本来は透明であるはずの水晶体がだんだん白く濁っていきます。

そして、完全に濁ってしまうと最後には失明していまいます。

こうなると、水晶体を人工レンズに換える手術が必要になります。

これまでの説明のとおり、水晶体では細胞の入れ替えが起きません。

つまり、新陳代謝による細胞の生まれ変わりが発生しないのです。

目が糖化で濁ってしまうと二度と戻らないと言われるのは、この細胞の生まれ変わりが水晶体では起きないことにあります。

そして、糖化の影響は水晶体に留まりません。


糖化は血管壁を脆くさせる性質があります。

これが酷くなった場合の有名な症状が動脈硬化です。

そして、目の場合、特に眼底の血管は極細でとても弱いです。

血管壁が脆くなると網膜や黄班に悪影響が出てきます。


血管の糖化の進行を可能な限り遅らせる手立てとしては、糖化は血中の糖度、つまり血糖値が高いほど発症するので、血糖値を上げないようにすることが肝心です。

ここで重要になってくるのが食事の仕方です。

一時期、低GIダイエットという方法が流行しました。

これを利用します。

この低GIダイエットは血糖値が上がりにくい食物を食べることで、肥満を防ぐことに焦点を当てています。

血管の糖化防止に、これと全く同じ方法を適用することができます。

すなわち、血糖値を急上昇させるご飯やパンなどの炭水化物を摂る前に、炭水化物の吸収をゆっくりにしてくれる食物繊維を食べるのです。

そうすれば、血糖値の急上昇による糖化は防ぐことが可能です。

それと、清涼飲料水にも注意が必要です。

清涼飲料水は吸収が良いので、血糖値が上がりやすいです。

水分補給は、できればお茶、水が望ましいです。


10.酸化対策で目の老化を防止する

ここまで、糖化による目の老化現象について説明してきました。

そして、糖化を防ぐことで目の老化、ひいては老眼を予防することを説明しました。

ですが、有効な手立てがもう1つあります。

それは、酸化を防ぐという方法です。

実は、老化予防というと、酸化を防ぐのが主流だったりします。

アンチエイジングという言葉を聞いたことありませんか?

あれは、体の酸化を防いで老化予防に繋げるという方法です。

老化には、大きく2つの要因があります。

酸化と糖化です。

酸化はサビつき、糖化はコゲつきをイメージすると、理解しやすいのではないでしょうか。

それで、酸化を防ぐ方法ですが、そもそも、体の酸化というのは呼吸によって酸素を消費することで発生する活性酸素が原因で発生します。

つまり、生きる上で酸化は避けられないわけです。

なので、防ぐことより遅らせることに焦点をあてます。


活性酸素というのは、細胞の一つ一つを酸化させて錆び付かせてしまうほど強い力です。

元々人間の体には活性酸素を取り除く機能を備えていて、若いうちは、この機能で活性酸素を対外に排泄しています。

しかし加齢とともにこの能力が低下していって、体の酸化、目の酸化が進行していくわけです。

酸化対策として、一番有効なのが抗酸化物質を体内に摂取することです。

この抗酸化物質は、体内の活性酸素を除去してくれます。

抗酸化物質が含まれている成分のうち、とくに大量に含まれているのがポリフェノールです。

具体的には、ブルーベリーの紫色素のアントシアニン、ブドウ皮に含まれるレスベラトール、緑黄色野菜のルテインが有名です。

特に、アントシアニンやルテインは、眼精疲労や紫外線目を防御する役目もあるので、老眼対策としてはとても有効な成分になります。



11.参考

老眼に効くお茶はこちら
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