健康な中高年を夢見て

健康な中高年になるべく、健康について調べたことを纏めています

急性不眠と慢性不眠の違い

f:id:tinyoko8:20160517214733j:plain

知り合いが不眠でまいっていたので

何とかできないか、いろいろ調べてみました。

 

不眠と言うのは、当たり前ですが、寝つきが悪くなったり、

夜中や朝方に目が覚めて日中の活動に支障が出ている状態を言います。

 

そして不眠は、急性不眠と慢性不眠の2つに分けられるそうです。

 

 

急性不眠は、不眠が始まったばかりの状態を言うそうです。

対して、慢性不眠は、眠れないこと自体に悩むようになって、

それが原因で余計に不眠症状が長引いている状態を言うそうです。

 

始まりの原因は関係ないそうです。

 

仕事や人間関係のストレスで数日くらい、

眠り辛くなるのは誰にでもある生理的な反応なので、

あまり気にする必要はないのですが、

 

それを気にせずには居られない、

心配事が片づくまで他の事が楽しめなかったりする神経質な人が中にはいます。

 

そういう、枕が変わるだけで眠れないナイーブな人は、

慢性不眠になりやすいです。

 

 

今日も眠れないのではないかという緊張が不眠の原因

不安の強い心配性の人が不眠を抱えてしまうと、

「今日も眠れないのではないか」と緊張しながら寝る習慣がついてしまいます。

 

その結果、通常ならリラックスモードの副交感神経に切り替わるはずの自律神経が、

緊張モードの交感神経優位のまま保たれたり、強力な覚醒作用を持つ

ストレスホルモンの分泌が高いままになってしまいます。

 

更に、脳の温度を下げて眠りやすくするメラトニンの効きが悪くなるなどして、

良い睡眠がとり辛い状態になってしまうんだそうです。

 

 


医療の世界において、不眠症状が3ヵ月以上続いた場合を

慢性不眠と診断基準では定義しているそうです。

 

ですが、不眠が1ヵ月を超えると慢性不眠の悪循環に入り、

治療が難しくなるので、1ヶ月不眠が続いてるようなら、

直ぐに病院にいくことが大切です。

 

 


ちなみに、慢性不眠の人は、

寝なきゃ寝なきゃというプレッシャーを自分自身に掛けてる状態です。

 

なので、慢性不眠を治療するには、

眠れるようになることをゴールにするのではなく、

 

日中の不調を改善することをゴールにすることで、

治療期間が短くなるそうです。

 

 

 

急性不眠の治療法

対して、急性不眠の治療法としてお医者さんがお勧めしてくるのが、

漢方薬を使う方法。

 

漢方薬は心身のバランスを整えて眠れる状態を作るのに適してるそうで、

睡眠薬と違って覚醒度を落として眠らせるのではないため、

不眠だけでなく、日中の不調を改善する効果も高いそうです。


ストレス性不眠でよく用いられる薬は主に4つあります。

 


①抑肝散、柴胡加竜骨牡縞湯

ストレスで心が高ぶり、そのことばかり考えて眠れない人向け。

抑肝散は興奮による筋緊張をとる効果が高いので、安静にすると脚がむずむずして、

じっとしていられなくなるレストレスレックス症候群にも効きます。

 

②加味逍遥散

疲れやすくイライラやほてりがある人にお勧め

 

③加味帰眸湯

仕事の重圧で悩みがちな人にお勧め

 

④葛根湯、牛車腎気丸

肩から首にかけて冷えて眠れない人にお勧め。

体を芯から温めてくれるので、下半身が冷えて頻尿になった人にも効果的です。


不眠は、とにかく眠ることだけを考えるのではなく

不眠につながる生活習慣を改善することを考えると、

より効果が出やすいそうです。

 

 


不眠治療を妨げる悪習慣

①カフェインはとらない!

眠りを催すアデノシンの働きをブロックして覚醒させるうえ、

概日リズムを遅らせるので、就寝4時間前になったら、

絶対にカフェインは摂取しない!

 

②寝酒をしない!

アルコールは脳のGABA受容体に結合して眠気をもたらす反面、

深い睡眠を減らしてしまいます。


代謝が速いため途中で眠気作用が切れ、

禁断症状としての早朝覚醒を起こしてしまうそうで、

不眠治療には逆効果なんだそうです。

 

 

③暗くなってからの運動はしない!

日中の活動量が高い人は疲れているので、夜にランニングをしても眠れますが、

活動量の低い人が夜にランニングすると逆に覚醒度が上がって眠れなくなるそうです。

 

日中の運動は良い睡眠につながるので

、同じ運動なら、絶対に日中にしたほうが良いです。

 

最新の不眠対策として注目されているのが

マインドフルネス瞑想と呼ばれる方法だそうです。

 

後悔や取り越し苦労をやめ、

今この瞬間々に意識を集中させるトレーニング法なんだとか。


軽い不眠がある人の睡眠の質を向上させ、

疲労、うつを軽減する効果があるそうです。

 

あと、慢性不眠には、自分に最適な睡眠時間を見つける

時間制限法という専門的な治療法があるそうです。

 

これは、今の睡眠の状態を記録して、

睡眠効率を計算しながら寝床にいる時間を徐々に短縮していく、

医療従事者がいないと、独りではできない方法です。

 

ただし、効果はかなり高く、

睡眠薬による薬物療法とほぽ同等の効果があることが研究で確かめられてるそうで、

特に中高年の不眠にはほぽ全員に効果があるそうです。

 

 

いずれにしても、不眠になっているということは

大小あれど不安やストレスに晒されている状態なので

独力で治療するのが難しい状況にあるのは間違いないので

 

差し支えないなら、直ぐにお医者さんに相談する方が

なんだかんだで一番手っ取り早い解決法になります。