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片頭痛の対処法、原因、症状、予防薬について

片頭痛の対処法

片頭痛の原因、症状、対処法、予防薬について整理してみました。


片頭痛の原因

病気を引きおこす事柄や物質を誘因といいますが、片頭痛の場合は睡眠不足や寝過ぎ、疲労、月経などが誘因となります。


過度の空腹状態や、極度な緊張状態、反対にプレッシャーから解かれて気分が和らいだ時にも頭痛が発生しやすくなるそうです。


人工密度が高い状態、太陽や電球の強い光、タバコや香水などの強くて特徴のある香りによって頭痛が引き起こされるケースもあるとのこと。


頭痛を引き起こす原因になりやすいと考えられている食べ物もあるそうです。


有名なところで言うと、赤ワインとチーズ等があります。


その他にもナッツ類や香辛料にも、頭痛を誘発する可能性があるという説があるようですが、こちらは眉唾のようです。


これらは個人差があるので、自分の場合はどうなのかというのを日ごろから注意して自己観察しておいて、頭痛の発生条件を整理しておくことが重要と言われています。


頭痛を誘発させる要因が何なのか、きちんと知っておくことが片頭痛予防の第一歩になります。


片頭痛のメカニズム

片頭痛がおこるメカニズムについて現在最も有力な学説が、「三叉神経血管説」です。


脳の硬膜の表層部分には、三叉神経と呼ばれる細い血管が存在します。


この細い血管に炎症が発生すると、それがトリガーとなって血管の膨張を誘発して三叉神経を刺激してしまうそうです。


そして、膨張した血管を血液が通るたびに脳に刺激がいき、ズキンズキンとした頭痛を感じるワケです。


ストレス等の色々な刺激が要因で三叉神経の僅かな部分が活性化してしまうと、三叉神経からCGRPやサブスタンスPと呼ばれる化学物質が生成されるそうです。

こういった化学物質が血管や周辺の器官に働くことで、血管から血漿蛋白が流出してしまい、炎症反応が発生するとのこと。


もし一度でも炎症が発生すると、連鎖的にニ叉神経が血管の膨張により刺激を受けて活性化してしまい、CGRPやサブスタンスPが生成され、炎症が拡がってしまい、片頭痛発作に至るというのが大まかなメカニズムだそうです。

片頭痛の前触れとして有力説である症状に閃輝暗点があります。


これは、脳後頭葉に存在する視覚野において、暫定的な神経細胞の興奮と活動の抑制が段々と拡大していく皮質拡延抑制の際に発生するとのこと。


皮質拡延抑制という現象はかなり古い時代から動物実験により明らかになっていたそうですが、近年になってfMRIという特殊なMRI撮影方法によって、片頭痛の前ブレが見られる際に皮質拡延抑制が起きていることが確認できました。


片頭痛の前兆である皮質拡延抑制から三叉神経血管系の神経原性炎症をつなぐ物質としてMMP9(マトリックス・メタロプロテナーゼ9)という炎症性物質の役割について、最近になって研究の進捗があったそうです。


また、片頭痛発作とともに手足の麻捧がおこる「家族性片麻捧性片頭痛」という特殊な頭痛があります。


この病気の原因は、CACNAlAとい、つカルシウムチャネルの遺伝子の異常が原因であることがわかってきたそうです。


このほか、ATP1A2、SCNlAという遺伝子の異常も見つかっています。


通常の片頭痛でも、MTHFR遺伝子などのあるタイプ(遺伝子多型)をもっていると片頭痛が発症しやすいことがわかってたそうです。



片頭痛の対処法

片頭痛を予防する一番のポイントは片頭痛を誘発するような環境に身を置かないようにすることです。


けれど、全部の片頭痛の要因を遠ざけるというのは無理なので、片頭痛の引き金になる確率の高いものを可能な限り防ぐといった生活の仕方を考慮する必要があるかと思います。


片頭痛が起きている間は、頭だけでなく身体や動かすだけでも痛みが強くなるケースがあります。また、光や音に対しても通常より敏感になることも多いです。


出来るだけ光が入らないようにした寝室などで安静にして、ちょっとの間でもいいので睡眠をとると症状が和らぐと言われてます。


それか、アイマスクをして椅子に座って静かにしているだけでもかなり楽になるかと思います。


他には、片頭痛によって痛みを感じる箇所、例えばこめかみや額、頭の後ろを保冷剤などで冷却してやると、血管が収縮して神経への刺激が減るので頭痛の症状が和らぐそうです。


片頭痛の症状がそこまで酷くないなら、カフェインが片頭痛を和らげてくれるケースもあります。


カフェインには元々血管を収縮させる効果を持っています。


なので、濃いお茶やコーヒーを飲むことで片頭痛を和らげることもできますが、過剰な摂取は逆に頭痛をひどくするので、注意が必要とのことです。



あと、片頭痛の予防という観点からいくと、マグネシウムとビタミンB2を含む食品を積極的に食べると良いです。


また、ハーブの一種の、フィーパーフュー(ナツシロギク)、バターパー(西洋フキ)など頭痛を緩和してくれる作用があるので、利用してみるのも有効な手かと思います。


「呉莱英湯」といった片頭痛に効果があるとされている漢方薬がありますが、鎮痛薬ほどの即効性はないです。




片頭痛の治療法

片頭痛の治療については薬物療法が主になるとのこと。


片頭痛の薬物療法は、片頭痛が発生しているときのみ薬を飲む急性期治療(頓挫薬療法)と呼ばれる療法と、片頭痛そのものを発生させにくくする予防的治療の2種類に大分されます。


一般的には、急性期治療を最初に行うようです。


ただし、片頭痛の症状が重度の患者さん、或いは片頭痛の頻度が多い患者さんの、急性期治療だけでは足りないケースにおいて予防治療を合わせて行うとのことです。


急性期治療の目的としては、片頭痛を素早く抑えて、吐き気といった随伴症状をなくして、普段の生活を正常な状態で過ごすことを可能にするまで身体を回復させることです。


具体的な目安としては、治療薬を服用して2時間ほどで日常生活ができる、例えば仕事や家事、勉強や友人と遊びに出かけるといったことが可能になることが挙げられます。


急性期治療の薬物療法には、トリブタン製剤、エルゴタミン製剤、鎮痛薬、非ス テロイド性消炎鎮痛薬 (NSAIDS)、といった薬が使われます。


予防治療というものは前述のとおり急性期治療のみでは頭痛の症状を治療しきれない場合、或いは急性期の治療薬を体質などが原因で利用不可の患者さんの場合に用いられます。


具体的には、 1か月に3回~4回以上の片頭痛が起きていて、日常生活を正常に遅れない場合、若しくは1カ月に10日以上鎮痛薬やトリブタン製剤、エルゴタミン製剤を使用している場合は、予防薬を使用します。


予防薬は痛みに作用する薬ではありません。


片頭痛の原因、誘因となる異常を改善する薬だと考えてください。


片頭痛の予防薬を使うと、片頭痛が起きる頻度、痛みの軽減、それと前兆と呼ばれる症状も発生しにくくなります。


もし貴方が予防薬を服用している状態で片頭痛が起きてしまっても、頓挫薬(鎮痛薬やトリブタン製剤)を使っても問題ありません。



ちなみに、片頭痛の予防効果がある薬としては、F遮断薬のプロプラノロール、抗うつ薬のアミトリプチリン、抗てんかん薬のパルプロ酸、トピラマートといった薬が存在します。

偏頭痛 薬

なかには、片頭痛の頻度と痛みを軽減できる薬には、日本で開発されたカルシウム括抗薬のロメリジン(テラナス、ミグシス)といったものもあります。